トライオートETF

トライオートETFで投資できる銘柄を分析してみた【国内編】

2021年2月6日

トライオートETFでは26銘柄に投資することができるようになっています。

英のETF専門調査会社ETFGIによると2020年12月時点で、日本国内だけで190本以上、海外ETFを含めると7000本以上のETFがあります。

そこまであると何を選んでいいのか分かりませんが、トライオートETFでは始めから26種類に厳選してくれているんですね。

そして今回はトライオートETFで取り扱っている国内ETFについて見てみます。

トライオートETFを知らない人は「公式サイト」や過去の記事を参考にしてください。

投資初心者でも出来るトライオートETFを紹介!

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国内ETFの現状

国内ETFを紹介する前にこんなことを言っては何ですが、トライオートETFでは国内ETFはあまりおすすめできません。

そもそも日本国内のETFはその規模が米国など世界に比べて小さすぎるのです。

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純資産額で見ると国内ETFは2020年12月時点で50兆円に対して、グローバルでは800兆円を超えています

純資産額が大きければ、上場廃止のリスクが小さくなりますから、安心して運用することができます!(^^)!

それに日本と世界では経済成長の度合いも違いますから、株式指数に比例するETFの価格も海外ETFの方が大きく伸びていくでしょう。

・・・とデメリットばかり言いましたが、もちろんメリットもあります。

あとで紹介しますが、国内ETFは身近な株価指数に連動するものが多いので、初心者にも馴染みやすいです。

また日中に取引できるのも、海外ETFにはないメリットとなっております。

トライオートETFの国内銘柄は全部で4銘柄

銘柄数は4つですが、連動する指数は日経平均株価とTOPIX2つです。

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日経225ETF:日本を代表する日経225銘柄に投資できる

日経レバ:日経平均株価の2倍の変動率で株価が動く。

日経インパ:日経平均株価と真逆に2倍の変動率で動く。

TOPIX連動ETF:東京証券取引所1部上場企業の株価に連動する。

ではそれぞれ特徴を確認してみましょう。

日経225ETF

正式名称:NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)

日経平均株価の上昇に連動して、株価も大きく上昇しております。

純資産額は7.9兆円で国内2位と潤沢です。

ソフトバンクやファーストリテイリングなど株価の大きい銘柄が入っているので、値動きが比較的大きく、トライオートETFとの相性は良いと言えます。

何より日本人が最もなじみ深い指数であり、日本経済の状況に合せて株価も上下するので、初心者でも始めやすい銘柄と言えるでしょう。

日経レバ

正式名称:NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)

下落局面では当然リスクが大きくなりますが、その分リターンも期待できます。高リスク高リターンの商品です。

2倍の変動率なので、やはり先程の日経225ETFより値動きが大きいですね。

純資産額は1,710億円で国内24位です。

日経平均株価の上昇が見込まれるときに、短期で投資すれば日経225ETFより大きな利益が期待できるでしょう。

ただし長期投資には向きません。

2倍の変動率で株価が動くと言いましたが、あくまで「日々の騰落率の2倍」であり、日を跨いでしまうと利益は2倍に届かない場合があるからです。

そして下落時には日経225ETFより速いスピードで下落しますので注意が必要です。

日経Wインバ

正式名称:NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 (1357)

日経平均が上がれば下がり、日経平均が下がれば上がる特殊な銘柄です。

日経平均株価の上昇に反比例して、株価は下がり続けています。

純資産額は2,510億円で国内19位です。

下がり続けるということで、長期保有は絶対にダメですね(笑)

日経レバと同じ考え方で、日を跨いでしまうと加速度的に株価が下がっていきます。

下落局面でピンポイントに利益を狙いに行く極めて投機的な商品だと思います。

株式投資で下落局面で利益を狙うなら、信用取引で空売りをしなければなりませんが、その必要なく下落局面でも利益を狙いに行ける点がメリットです。

TOPIX連動ETF

正式名称:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)

上昇してはいますが、日経225と比べると地味な値動きとなっています。

純資産額は14.8兆円で国内1位です。

また東京証券取引所全体に分散投資しているという点で安全性は高いと言えます。

しかし、トライオートETFでは多少のリスクをとってでも、値動きの激しい銘柄が適していますので、あえて選択する必要は無いように感じます。

まとめ

以上、トライオートETFで取り扱い可能な国内4銘柄を紹介しました。

最初に紹介した通り、市場規模や成長性で見たら海外ETFへの投資が第一候補に挙げられます。

しかし日中に取引ができたり、日経平均株価とTOPIXに連動する銘柄のみということで、その点は初心者にも分かりやすくおすすめです。

ETFを通じて国内企業に投資したいと考えている方は、4銘柄の中から自分のスタイルに合ったものを選んで挑戦してみてはいかがでしょうか。

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