トラリピ

トラリピ運用開始。実際に使ってみた感想

2021年2月3日

こんな方におすすめ

  • トラリピについて知りたい
  • 良いところ、悪いところを教えてほしい

この度運用を始めたのが、株式会社マネースクエアが提供しているFXの自動売買を繰り返し行ってくれるシステムであるトラリピです。

トラリピを知らない人の方の為に、簡単な解説と使ってみた感想をお伝えしたいと思います!

トラリピとは

詳細は公式サイトを見ればわかるのですが、簡単に説明すると、まずトラリピとはトラップリピートイフダンの略です。

公式サイトはこちら↑

トラップとは新規注文のこと。イフダンは購入価格と売却価格を予め指値で決めておくことです。

このイフダン注文をトラップのように何個も張り巡らしておけば、あとはトラリピがその設定どおりに約定してくれます。

そして決済後はこれまた自動で再発注(リピート)してくれるのです。

つまり最初に設定してしまえば、あとはほぼ自動で利益を稼いでくれるのです。

こんな人におすすめ

FXに興味はあるけど忙しくて手が出せない、そんな方にはピッタリな金融商品だと思います。

トラリピに任せておけば、自分でやることは特にありませんからね。

あと自分で取引できる知識や経験がない人にもおすすめです。

トラリピはチャートを読んだり分析する必要がないので、FX初心者にもハードルが低い商品となっています。

こんな人にはおすすめできません

FXで大きな利益を稼ぎたい人には向いていないと思います。トラリピは高低差を狙わず総推移で細かく利益を狙うからです。

例えば1円~10円まで値が動いたときに、1円で買って10円で売るのが一番儲けが大きいですが、

トラリピは1円(買)→3円(売)、5円(買)→7円(売)、9円(買)→10円(売)と細かく刻むのです。

また自分でチャートが読める人、十分にトレードする時間がある人はわざわざトラリピを使う必要は無いと思います。

なぜなら先ほど言ったように利益率が落ちますし、スプレッドが他社より大きいので、そこでも利益が削られます。

使ってみた感想

ココがおすすめ

自動で取引が完結するので、生活リズムを変えなくて良い

感情的にならずに済むのでストレスフリー

運用試算表で事前にリスクを把握できる

ストレスは無いし、逆に約定通知が来たときはテンションが上がります!(^^)

下記の運用試算表が提供されており、これを使って発注前に自分の投資スタイルに合った設定を構築することができます。

ココに注意

最初の必要資金が多い

思った以上に決済しない

スプレッドが広い

最初の必要資金が多いです。

何本もトラップを仕掛けるので、発注に必要な証拠金と、ロスカットを防ぐための余裕資金をあわせると設定にもよりますが数十万は必要になるかと思います。

また思った以上に決済しないです。

もちろんこれも運用できる資金と設定に左右されますが、数十万で安全な運用をしていると、一日に一回も決済しないことが普通です。

始める前は一日に一回は決済するのかと思っていたので、期待しすぎると少しがっかりするかもしれません。

スプレッドが広さも難点です。

例えば米ドル円であれば他社が大体0.2~0.3銭に対してトラリピは4銭です。

自動売買は売買回数が多くなるので、ほかのFX会社も使っていると、どうしてもスプレッドがもったいなく感じてしまいます。

まとめ

悪いところも書きましたが、予め把握してればそこまで気にならないと思ったので、あえて載せてみました。

運用資金が少なければ、トラップも少なくなってしまうので、利益が出ずらくなるのは当たり前ですからね。

それに少ない資金で安全な運用をしようとすれば、さらに資金効率も落ちてしまいます。

参考までに言うと私は30万でカナダドル円を運用していますが、数日に1回300円くらい決済されています。

月で言うと2,000~3,000円くらいの収益ですね。

スプレッドの広さも、ほかに代わる商品は基本的にないですし、知識や経験が無くても挑戦できると考えたら、これくらいの費用は仕方ないと思っています。

なので興味があれば、まず始めてみることをおすすめします。

公式サイトなどで解説を見るより、少額でも実際に運用すれば、すぐに感覚は掴めてきます。

理解できて来たら、自分のスタイルに合わせて、アレンジしていけばいいと思います。

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