トライオートETF

トライオートETFでロスカットにならない必要資金は?

2021年1月31日

トライオートETFの運用をしているつねです。

トライオートETFを安全に運用するための必要資金って分かり辛いですよね。

これから運用し続けていくために、ロスカットは絶対に防がなくてはいけないので、その必要な金額について考えていきます。

トライオートETFを知らない人は「公式サイト」や過去の記事を参考にしてください。

投資初心者でも出来るトライオートETFを紹介!

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トライオートETFでのロスカットとは

そもそもトライオートETFでロスカットになるのは、有効比率が100%を割ったときです。

公式サイトにも記載されています。

FXだと証拠金維持率なんて言ったりすることもあります。

そして有効比率自体はポジションを持っている場合、画面から簡単に確認できます。

①有効比率の計算式

簡単に確認できますが、一応計算式も覚えておきましょう。

有効比率=有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

有効証拠金は現在の評価額と言えます。求め方は証拠金預託額(入金額)±評価損益です。

必要証拠金額は保有しているポジションを維持するために必要なお金です。

ロスカットに耐える具体的な必要資金

有効比率は簡単に分かりますが、実際にロスカットにならない金額はいくらでしょうか。

その必要資金は下記の計算で求められます。

必要資金必要証拠金+余裕資金

必要証拠金は500円/口

なぜ500円かというと必要証拠金はインヴァスト証券の資料に記載されているのです。

例えばナスダック100が0ドルになった場合、当然日本円でも価格は0円ですよね。

つまり0ドルの時の円換算価格は0円なので、資料の一番上の500円に当てはまります。

ということで必要証拠金=500円/口となります。

余裕資金は(購入価格-0)×ドル円

次に余裕資金です。

ココがポイント

余裕資金=含み損と考えると分かりやすい

例えば1ドル110円の時に購入価格120ドルのポジションが0ドルになってしまったら差額は120ドルですよね。

その時のレートでドル円を掛けると、(120ドル-0ドル)×110円=13,200円

日本円で13,200円の含み損が出ます。

この金額が余裕資金になります。

これで0ドルでもロスカットにならない金額が分かりました。

必要資金=必要証拠金+余裕資金

あとは計算式に当てはめてみましょう。

例:1ドル110円。価格120ドル×1口を購入する場合の必要資金

500円(必要証拠金)+13,200円(余裕資金)=13,700円

13,700円が必要資金ということが分かりました!

あとは保有分の必要資金をすべて求めて、それを足せば全体の必要資金が分かるのです。

保有価格必要資金余裕資金必要証拠金
12013,70013,200500
11913,59013,090500
11813,48012,980500
11713,37012,870500
11613,26012,760500
11513,15012,650500
11413,04012,540500
11312,93012,430500
11212,82012,320500
11112,71012,210500
11012,60012,100500
合計144,650139,1505,500
1ドル=110円

先ほどの計算式を表に入れれば簡単に作れます。

このような表をトライオートETFを始めたときに作っておけば便利です。

まとめ

トライオートETFは自動売買システムなので、ほとんどほったらかしでOKです。

しかしロスカットレートをきちんと管理していないと、安心して任せられないですし、思わぬところでロスカットをくらうかもしれません。

そんなことにならないように、予め計算して資金を投入しておけば安心です。

公式サイトはこちら↑

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